2008年12月26日金曜日

最新作 民話ミュージカル 「 躍る ごんぎつね 」


12月8日、杉山健(演出)を迎えて「躍るごんぎつね」のスタッフ・キャストの初顔合わせがあり、いよいよ本格的に舞台制作がスタートしました。
脚本を手がけた座付き作者、だんいっせいによる読み合わせの後「ごんぎつね」を舞台化することの難しさ、工夫したところ等々の話をして頂きました。
「多くの方々に親しまれている素晴らしい童話の世界を舞台化することは、非常に難しい作業でした。読み聞かせで完結している新美南吉のリリシズムをどうしたら舞台化できるか、悩みに悩んでその作業に一番時間を掛けました。…結果、一つは新美南吉自身を登場させることで、彼の生きた時代背景から、戦争への不安と平和の希求。二つは彼の作品群に見る“母親と子”の関係に焦点を置きました。」
中国に京劇の勉強に行っていた構成の丸山英美子、ダンスも日舞もOK、振り付けの前野慶次 、民話に燃えている音楽の盛田裕之、久々の和物に喜んでいる衣裳の佐川恵麻、皆さんの熱い闘志が燃えていました。