2015年11月10日火曜日

公演班旅便り/赤班

芸術の秋。劇団トマト座、全国津々浦々におじゃましております。
9月後半からは、赤・白合同での「ひめゆり」公演が多い時期でした。

芽室にて

始まりは9/24の北海道芽室町公演。
終演後に新聞局の生徒さんたちからの取材も受けました。
「なぜ今、沖縄戦の話を取り上げたのか」というご質問に対しては、台本を書いた団長の想いや劇団員自身の想いを伝えさせていただきました。


続いて、9/25北海道伊達市の高校、9/30山形県東根市の中学校、そして10/1岩手県一関市の高校へと、「ひめゆり」をお届けしました。

岩手県公演での様子をご紹介。




2班合同での仕込み。
大道具、音響、照明、楽屋…と各ポジションに分かれて「素早く、きれいに、丁寧に」仕込みを進めていきます。
限られた時間の中で怪我のないようにするためには、段取りが大切です。



こちらは本番写真。
学校の体育館ですが、暗転もよく効き、助かりました。
生徒さんたちにはどんなふうに感じていただけたでしょうか。


この日は終演後、花束をいただきました。
花束だったり、合唱だったり、果物 だったり、たくさんのプレゼントいただいた今季の公演。
私たちも皆さんに大切なものをお届けできていますように。
このあとも、福岡県や栃木県で「ひめゆり」公演。沖縄の風を感じる秋でした。


さて、もちろん普段の小学校公演もあちらこちらでございましたが、その中での出逢いを2つ。

10/9、福島県二本松市「躍るごんぎつね」。
公演前に時間があったので、近くの城跡を訪れました。霞ヶ城公園と呼ばれるこちらの城跡。
もうすぐ菊人形祭りということで準備で賑わっていました。
歴史ある場所から和物のお芝居に臨むパワーを頂戴しました。



10/23、長野県立科町「冒険西遊記」公演。
こちらは地域を支える素敵な皆 さんのお招きでのお仕事でした。
立科というまち、自然、人に惹きつけられた、思い出深い出逢いとなりました。


年の瀬まであと少し。気温の急激な変化に参らず、季節の移ろいを楽しみなが ら、豊かなお芝居をしていきたいと思います。